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医療保険入門の入門

医療保障の考え方

1.現代の入院日数と医療の自己負担費用
  は平均でどのくらいかかるのか?

平均在院日数(単位:日)

       総数  15歳~34歳  35歳~64歳  65歳~

総数     37.5     13.2     34.0    50.8

胃の悪性
新生物   34.6    21.1      30.5    36.5

大腸の悪
性新生物  30.7     17.5       25.3     33.8

糖尿病   34.4     18.9       25.6     42.6

高血圧性
疾患     41.4     12.4       14.5     49.3

心疾患   27.8     14.4       17.8     32.1

脳血管疾
患      101.7     41.3       58.7    114.4

厚生労働省調査

入院時の自己負担費用

平均       26.3万円

2~5万円未満      7.5%

5~10万円未満    19.5%

10~20万円未満   27.1%

20~30万円未満   16.6%

30~50万円未満   15.5%

50~100万円未満   6.8%

100万円以上      5.6%

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」

入院時の自己負担費用「1日あたりの自己負担費用」

平均              14,700円

5,000円未満           11.6%

5,000~7,000円未満      11.8%

7,000~10,000円未満      15.9%

10,000~15,000円未満     25.9%

15,000~20,000円未満     13.0%

20,000円以上          21.7%

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」

上記の資料から大雑把に判断すると、次のような保障があると安心ではないかと思います。

入院給付日額:1日あたり10,000円

1入院の限度日数:60日または長期入院が心配な場合は120日

基本的には、このあたりをベースにして医療保険を検討してみてはどうでしょうか?

あとは、手術給付金・通院給付金・3大疾病給付金・女性疾病入院給付金・高度先進医療給付金などについて、各社の医療保険の保障内容を確認して、必要な範囲で付けていけば良いと思います。

2.どうしても医療保険に入らなければならないのか?

この問題は個人個人の考え方と、他の経済状況によって異なってくるでしょう。

例えば、

セカンドライフ開始の時点で、預貯金や株式・投資信託等で十分な資金が確保できている。

現役世代で毎月確実に預貯金などで積立をしてしている。また各種カードでの利用限度額が数百万円以上となっている。

保険って病気やケガになったらもらえるけど、わたしは、余計なものには一切お金を払いたくない。

今の健康保険では3割負担で医療が受けられ、しかもその3割負担も月単位で 約8万円を超えたら高額療養費制度というものがあって、あとで超えた分が 戻ってくるんだから必要ないんじゃない。

上記のような方なら場合によっては、医療保険に入らないという選択もあり得るかなぁ~とは思います。
とはいえ、やはり自己責任ですが・・・

ただ、最後のケースでは、これまでの健康保険の改正を時系列で辿ってみると、自己負担がかつては1割負担や2割負担であったものが今や3割負担で、この約10年くらいの間に、自己負担は3倍以上になっています。

また、70歳以上の老人医療制度も、かつては自己負担がゼロだったものが、月に何回病院に通っても中小病院で3,200円、大病院でも5,000円の自己負担定額制となり、現在では原則1割負担となっています。
そして、75以上の長寿医療制度でも原則1割負担となっています。

今後も、少子高齢社会はますます成熟化していくことはほぼ確実であり、つまり保険料といった財源の減少、反対に給付対象が増えることから、現在の健康保険制度を前提にした医療に関するプラン設計は非常にリスクがあると思われます。

結論としては、医療保険に加入しなくても、医療費を払えるだけの資金が準備できていれば、何も病気やケガを患わないと確実に損をする医療保険にお金を払うのはかなりもったいないと思います。

その保険料分を預貯金やリスクの低い金融商品で、流動性(いつでも引き出せる)と安全性(元本が減るリスクが小さいもの)を兼ね備えたもので準備する方法もあるということを考えてみるのもひとつではないかと思います。

3.医療費の準備方法

(自己資金で準備)

流動性資産で貯蓄又は安全性の高い金融商品で準備

例:定期預金・定額貯金・MMF・MRF・個人向け国債
〈変動金利型〉など
※流動性資産とは、いつでも引き出し可能な資産のこと
で、要するにいつでもスグ使うことができる資産のこと。

(医療保険(単体)で準備)

・貯蓄型
(60歳・65歳払済みで終身保障のあるタイプ)

通常保険料は102歳あたりまで生存すると仮定して保険料を計算します。

このタイプの保険は、結果的に60歳や65歳以後に本来支払う保険料を前倒しで支払うものです。

メリット

定年に合わせて保険料を払い済みにすることにより定年後通常収入が減り、保険料の支払も結構負担となるものと思われますが、定年後の医療保障が以後、保険料を払わずに得られるという精神的安心が得られます。
また、60歳・65歳時点で自由に使える資金が十分にあり、健康であれば、医療保険を解約して解約返戻金を貰い、その解約返戻金を自由に使える資金として活用することもできます。
ただ解約返戻金がいくらくらいになるかは、個々によってかなり変わってきますので、その点は保険会社に問い合わせてみてください。

デメリット

メリットの裏返しで、102歳くらいまで生存すると仮定した保険料を前倒しで払っているので、早くに亡くなった場合にはかなり損をする可能性があります。
ただ、もしものときの備えが保険ですので、その点は止むを得ない気もしますが・・・
また当然のごとく、現役時代は子どもの教育費・住宅費そして50歳くらいになってくるとセカンドライフの資金準備などなど、何かと出費が多くなる時期に多額の保険料を負担しなくてはならないという点があります。

・掛捨て型

一般的には10年ごとの更新で、更新後の年齢が80歳~90歳くらいまで更新できるタイプが多いようです。

メリット

掛け捨てのため、若いときは保険会社としては保険を払うリスクが少ないことから保険料が貯蓄型タイプと比べて安く、教育費や住宅ローンローン等いろいろとお金のかかる現役時代の負担を軽くすることができます。
その浮いた分を預貯金や若ければ多少リスクのある収益性資産として投資信託などに投資して、何でも使える資産を殖やすというのも一つの考え方としてあると思います。

※収益性資産とは、当面(5~10年くらい)は使用する
 予定がない資金で、普段の生活に影響のない資金
 のこと。いわゆる、余剰資金のことをいいます。

デメリット

更新型の場合、例えば現在25歳ならば35歳・45歳・55歳・65歳・・・・・・と10年ごとに更新する際にその10年後の年齢で保険料表をみることになり、更新するたびに保険料が上がり、55歳以降ともなる1.5倍から場合によっては、2.0倍に上がるものもあるようです。
病気やケガのリスクは年ともに高まる結果、それが保険料にまともに跳ね返ってくるというのが最大のデメリット。
定年後に毎月数万円の出費は大きいのではないかと思います。


・医療保険(特約)で準備

最近は、新規の場合、だいぶ医療保険は単体で加入する方が増えてきてはいますが、現在の40歳~60歳くらいの方は、定期付終身保険という死亡保険に特約として医療保険を付けているケースがかなり多いのではないかと思います。

メリット

特約ということで、保険料だけをみると単体の医療保険と比べて保険料が安いです。

デメリット

一般的に定期付終身保険の保険料の払済み年齢が60歳又は65歳で、その払済み年齢に達すると、定期保険部分の死亡保障と医療特約といった特約の保障がなくなってしまいます。
医療保障として定年以後保障がなくなるというのは心配ですよね。
そこで、保険会社によって取扱いが異なりますが、一般的にもし、払い済み年齢後も医療保障を続けたいとするならば、以後の保険を更新していったものと仮定して計算した保険料を一括または分割で支払ってくださいと案内されます。
その保険料たるや数十万円から数百万円にも及ぶケースもあり、あまり現実的ではないように思われます。
しかも、特約ということで保障内容も現在の単体の医療保険と比べて見劣りするケースが多いように思われます。

4.医療保険の給付の種類
  (代表的なもの)

疾病入院給付金

病気で継続して5日以上入院したときに、5日目から支給されます。
1入院60日保障からあります。
通算で700日から1,000日までのものが多いです。

災害入院給付金

不慮の事故で180日以内に継続して5日以上入院したとき、5日目から支給されます。
1入院60日保障からあります。
通算で700日から1,000日までのものが多いです。

短期入院給付金

病気や不慮の事故で継続して2日以上入院したときに、1日目から支給されます。
支給は1入院4日分が限度。(5日目からは通常の入院給付金から支給されるため)
最近は、日帰り入院でも支給される医療保険が多くなってきています。
なお、この給付金は特約になっているケースが多いです。

手術給付金

病気や不慮の事故で定款に定める手術を受けたときに、手術の種類によって入院給付金日額の10倍、20倍、40倍の額が支給されます。
なかには、手術の種類を問わず一定額となっている保険もあります。

長期入院給付金

病気や不慮の事故で継続して一般の入院給付金の支給限度日数(例えば60日)を超えて入院している場合(多くは180日まで)に支給されます。

通院給付金

疾病・災害入院給付金の支払い対象となる入院をし、退院後120日以内に治療を目的として通院をしたときに支給されます。
1入院で通院給付金日額の30日分を限度としているところが多いです。

3大疾病給付金

がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病により所定の状態  に該当したときに一時金が支給されます。
最近では、三大疾病と診断された時点で支給されるタイプも出てきています。

女性疾病入院給付金

乳がん、子宮筋腫、甲状腺の障害、分娩の合併症等、女性に特有か、あるいは発生率の高い所定の病気(各保険会社で保障の範囲が異なりますので約款での確認が必要でしょう。)で入院したときに支給されます。

形成治療給付金

乳がん、子宮筋腫、甲状腺の障害、分娩の合併症等、女性に特有か、あるいは発生率の高い所定の病気(各保険会社で保障の範囲が異なりますので、約款
での確認が必要でしょう。)で所定の手術をしたときに支給されます。

例:やけどの後の瘢痕(はんこん)に対する
  植皮術乳房温存手術など

高度先進医療給付金

厚生労働大臣に承認されている高度先進医療に該当する治療を受けたときに支給されます。
今後、健康保険で全額自己負担となる高度先進医療が増えていくことが予想されることから、この給付金の重要性は増していくものと思われます。

5.医療保険のタイプ別加入モデル

(フレッシャーズライフ向け)

終身保障の医療保険で、払込方法ですが60歳払済みか65歳払済みにするか迷いますが、自分のライフプランを立ててみて、セカンドライフ移行時期に合わせて設定すると良いでしょう。
また、自分は長生きする予定がなく、できるだけ現役時代の保険料を安くしたいという場合は、終身払いもひとつの方法ではないかと思われます。

または、保険がいまひとつ気に入らない方は県民共済などの掛金が安いもので最低限の保障を得て、浮いたお金で自分に投資して将来の収入アップを狙ったり、資産運用したりして、なんにでも使える資金を作るというのもありうるかと思います。

(シングルライフ向け)

終身保障の医療保険で、払込方法ですが60歳払済みか65歳払済みにするか迷いますが、自分のライフプランを立ててみて、セカンドライフ移行時期に合わせて設定すると良いでしょう。
それプラス女性の場合には、女性疾病入院給付金や形成治療給付金が支給される特約や単体の損害保険会社等が販売している医療保険を検討されるとより万全となるでしょう。
男性であれば、高度先進医療給付金が支給される特約や単体の損害保険会社などが販売している医療保険を検討されるとより万全となるでしょう。

(ファミリーライフ向け(20代~50代))

一般にお子さんがいる家庭では、死亡保障に特約でご自身と家族の医療保険を付けているケースが多いですが、保険料が安いのは魅力です。
しかし、問題となるのが、多くの場合、ご自身が亡くなった場合、その時点で死亡保険が支払われ、保険契約自体が消滅してしまう点です。
何が言いたいかというと、ご自身が亡くなると、それ以後の家族の医療保障もなくなってしまうということです。
そのときの家族の健康状態にもよりますが、場合によっては、新たに医療保険に加入できないという事態が起こる可能性があります。
また、加入できるとしても、新規で加入することになるので、そのときの家族の年齢によっては高額な保険料となる可能性もあるでしょう。

そこで、医療保険については、ご自身とご家族それぞれ別々に単体の終身保障タイプの医療保険が良いのではないでしょうか。
その際、お子さんの医療保障として県民共済などの掛金が安いものもありますので、検討してみても良いと思います。

(セカンドライフ向け(60歳~))

基本的にはこれまで入っていた医療保障を生かすのが現実的でしょう。
健康面で何の問題もなければ新規で医療保険に加入することも可能です。
ただ、安心は得られますが、保険料も高く、費用対効果の面でいうと合理的ではないように思われます。
とはいうものの、この"安心"というのもセカンドライフを楽しむには必要な要素ですよね。
セカンドライフのライフプランを立てて、その収支のバランスが崩れない範囲で医療保険を考えることがとっても大事です。

※ここに掲載の情報はあくまでサンプルですので加入するときは医療保険に詳しい 人に相談することをオススメします。


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2013/08/14(水) | 医療保険 | トラックバック(-) | コメント(-)

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